鉄鋼大手、中国鋼鉄(CSC)は7日、先ごろ世界鉄鋼協会(ワールドスチール)から「クライメート・アクション・メンバー」の認証を受けたことを発表した。これは世界の鉄鋼産業による温室効果ガス排出削減推進事業への貢献を評価するもので、台湾で認証を受けたのは同社が初めて。
CSCによると、世界鉄鋼協会は2007年から、鉄鋼業界向けの温室効果ガス排出量データ統計プログラム(CO2 Data Collection Programme)を開始。CSCも同年から同協会のクライメート・アクション・プランに参加し、鉄鋼業による温室効果ガス排出量を測定する同プログラムの手法を国内に導入、行政院環境保護署が鉄鋼業向けに公告した排出強度の計算方式の策定を支援している。
世界鉄鋼協会は国際的な鉄鋼業界団体であり、業界世界上位20社のうちの16社を含む、世界約170社の鉄鋼メーカーが会員となっている。