イギリスの大学評価機関QS(Quacquarelli Symonds)社が7日(ロンドン時間)、機械エンジニアリングなど30学科の、2013年世界大学学科別上位200位を発表。中華民国(台湾)からは14大学、28の学科が上位200位入りした。国立台湾大学(台湾北部・台北市)の電気工学科(Electrical engineering)は24位で、台湾の大学としてはトップ。
QS社の学科別ランキングの指標は論文の被引用率、雇用者からの卒業生に対する評価、学術界での評価など。今年は世界の1526大学を対象に30の学科について調査した。国立台湾大学からは27の学科が世界の上位200位にランクイン。国立交通大学(台湾北西部・新竹市)、国立清華大学(同新竹市)はいずれも10学科が上位200位入り。国立中央大学(台湾北西部・桃園県)は8学科が200位入りした。
国立台湾科技大学(台北市)は5学科、国立政治大学(台北市)と国立中興大学(台湾中部・台中市)は4学科、国立中山大学(台湾南部・高雄市)は3学科、国立台湾師範大学(台北市)は2学科だった。台湾師範大学の教育学科は50位で、台湾の大学のうちトップ。私立台北医学大学(台北市)は2学科が200位入り。国立台北科技大学(台北市)と国立陽明大学(台北市)、私立逢甲大学(台中市)はそれぞれ1学科が200位入りを果たした。