台湾とシンガポールは17日、「シンガポールと台湾・澎湖・金門・馬祖の個別関税領域に関する経済パートナーシップ協定(ASTEP)」に関し、2011年5月の交渉開始から同日までに、実質的な交渉を完了したとするニュースリリースを共同で発表した。今後、双方は直ちに協定の内容・表現に関し、法的な検討作業(legal scrubbing)を進め、すみやかにこれを完了させる見通しだとしている。
経済部によると、シンガポールとのASTEPは、商品貿易やサービス貿易から、投資、紛争解決、電子商取引、政府調達、税関といった分野までを包括する、極めて広範で高度な内容の協定である。