経済
2013年Q1の国際収支、21億5,000万米ドルの黒字に
2013/05/21
中央銀行の20日発表によると、今年第1四半期の国際収支は21億5,000万米ドルの黒字となった。図は過去4年間の国際収支の4半期ごとの推移。単位は億米ドル。（中央銀行ニュースリリースより）
中央銀行は20日、今年第1四半期の国際収支統計を発表した。商品やサービスなどの取引状況を示す経常収支が110億9,000万米ドルの黒字となった。資本収支は95億2,000万米ドルの赤字。全体では、中央銀行の外貨準備高の増加につながる黒字額が21億5,000万米ドルとなった。
一方、経済部が同日発表した4月の輸出受注統計によると、同月の輸出受注額は356億9,000万米ドルで、前年同月比で1.1％減少した。受注品目別に見ると、情報通信製品と精密機器製品の増加幅が比較的大きかった。仕向け地別では、米国と中国大陸が増加、欧州と日本、と東南アジア諸国連合（ASEAN）主要6カ国が減少した。