国家安全会議(国安会)は27日、馬英九総統は28日、東シナ海と南シナ海で軍事衝突が発生したことを想定し、それによってもたらされる、地域の政治、外交、経済貿易、交通及び台湾海峡両岸での危機に対処するための兵棋演習を国家政軍指揮センターで実施し、各省庁横断のシミュレーションと対応訓練を行うと明らかにした。
国安会によると、同会以外に参加するのは総統府、国家安全局、行政院及び関連省庁。演習の想定は関連省庁が合同で計画しており、その内容と演習期間中における関連省庁の分析及び提言はいずれも危機への政府の対処メカニズムを確認するためのものであり、政府の外交及び両岸関係との具体的な関連性は無いということ。