江宜樺行政院長は13日、今月末に開かれる、台湾と中国大陸の窓口機関による第9回トップ会談(林陳会)について、サービス貿易協議(協定)などを含む重要な文書について速やかに調印する方針だと述べた。また、この協議が円滑に交わされれば、台湾海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の後続交渉において、より多くの商機が生み出されると同時に、周辺国と台湾との経済協力協定の締結を促すことができるとの期待を述べた。
財団法人海峡交流基金会(海基会)の高孔廉副董事長(副理事長)は同日、「両岸サービス貿易協議」の締結は「極めて重要な一歩」との認識を示した。14日午後開催の事前協議では、双方は同協議の本文内容を確認し、トップ会談の議事進行についても意見交換する。