台湾の対中国大陸窓口機関・海峡交流基金会(海基会)の林中森・董事長(会長)と、中国大陸の対台湾窓口機関・海峡両岸関係協会の陳徳銘会長との会談に向けての事前協議が14日に台北市内で行われた。事前協議では、「台湾海峡両岸サービス貿易協議(協定)」の文面について確認。海基会ではまた、双方は9度目となる両窓口機関のトップ会談(林・陳会談)を6月21日に中国大陸の上海で行うことを決めたと明らかにした。
さらに、海基会は16日、新たに中国大陸の13都市の住民の個人旅行を受け入れると明らかにした。6月28日に第一段階として瀋陽、鄭州、武漢、蘇州、寧波、青島の6都市を追加、8月28日には石家荘、長春、合肥、長沙、南寧、昆明、泉州の7都市を追加する。これにより、中国大陸の26都市の住民の台湾個人旅行が可能となる。個人旅行の受け入れ上限は4月1日より、2000人/日に拡大されている。