内政部は20日、1999年に「グリーン建築認定評価システム」を制定して以来、今年5月末までに台湾でグリーン建築認定、あるいは認定候補証明書を受けた建築物は3943棟だと明らかにした。内政部では、これらの建築物によって節約される電力は年間で約11億kWh(キロワット時)、節水量は約5090万トン、節約される水道電気代は約32億台湾元(約103億日本円)と推計。
内政部によると、台湾におけるチェーン経営のコンビニエンスストアは9800店あまりで、年間使用電力は16億4000万kWhに達し、サービス業の総電力の約3.5%を占める。内政部は、2011年に「グリーン・コンビニエンスストア」のレベル分け認定政策をスタート、2012年末までに9010店の認証を終えており、年間で1億6700万kWhの節電と、電気代約4億3900万台湾元(約14億1770万日本円)の節約が可能になったと試算している。