「2013年アジア警察業務フォーラム」が25日から28日まで、台湾北部の新北市政府で開かれている。内政部警政署刑事警察局によると、アメリカ、イギリス、カナダ、韓国、中国大陸、香港、マカオなどから専門家、学者、並びに警察当局の幹部ら100人あまりが出席しており、刑事警察局鑑識センターの見学も行うことになっている。今回のフォーラムで話し合われる重点の一つは、「国境」を越えて行われる犯罪に対する共同取締りの強化。
「アジア警察業務フォーラム」は「アジア警察研究学会（Asian Association of Police Study, AAPS）」から始まったもので、警察業務と犯罪抑制などの学術、科学、実務、専門知識の研究に重きを置いている。メンバーは刑事司法の専門家や学者及び現場の代表たち。台湾では2001年と2009年に開催しており、今回は3度目。