中国大陸資本が台湾に投資するケースについて経済部は4日、中国大陸の投資者、主管者、技術者に対して内政部移民署は1年間に複数回の出入境が可能な「停留(滞在)証」しか発給しないと説明した。経済部では、政府は中国大陸住民が「投資移民」の身分で台湾にやってくることは現段階では認めていないとしている。「投資移民」とは、定額以上の投資をしたことで「居住(永住)権」を与えられる人のこと。
経済部は、2009年6月30日より中国大陸資本の台湾に対する投資は解禁しているが、人の出入りに関する部分では、投資金額と売り上げに応じて台湾に来られる人数を決定、有効期間の決められた「停留証」を発給してその後の管理も行っていると説明した。