財政部は8日、最新の税関輸出入貿易統計を発表した。これによると、6月の輸出額は264億8,000万米ドルで、前年同月比8.6%増と大きく成長した。輸入についても企業の需要が伸び、同6.8%増の232億3,000万米ドルと、プラス成長に転じた。全体的にみて、上半期の輸出は行政院主計総処の予測を上回るものとなった。
輸出を仕向け地別でみると、6月は中国大陸および香港が前年同月比6.0%成長。東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国は同月として過去2番目の高水準となった。このほか、米国は前年同月比3.1%減、日本は同9.0%増、欧州は同7.1%増だった。