ドイツのLohmann Animal Health GmbH&Co.KGが8日、行政院農業委員会(農委会)に対し、台湾での工場建設申請を正式に行った。同時に複数の技術に関する戦略的な提携契約も締結した。
農委会では、Lohmann Animal Health GmbH&Co.KGは動物ワクチンのメーカーとして世界4位で、二つの新たな動物ワクチンの技術について台湾と提携することになると説明。この技術は、蚕の蛹を利用した媒介で、バキュロウイルスによってサブユニットワクチンを作り出す技術。そして大腸菌を通し、水溶性で高度なフォールディングがなされたタンパク質を生産、それを用いてカクテル療法のサブユニット動物ワクチン製品を生産していく技術だという。