台湾証券取引所(TWSE)は22日、今年8月と11月の2度にわたり、日本において投資誘致活動を行うと表明した。日本の企業の台湾株式市場での上場を促すとともに、日本の機関投資家による台湾への投資を呼び込みたい考えだ。まず8月は2日間の訪日で、東京と大阪で1日ずつ誘致活動を行う。
TWSEによると、日本の資本による対台湾投資額の比重は拡大を続けている。2011年の東日本大震災の発生時では、台湾の株式市場に投資する日本の資金は、外資全体のわずか0.5%だったが、今年6月末までにこれが1.26%に拡大している。