経済部は1日、原子力の安全なくして原子力発電所はなく、新北市貢寮区で建設中の龍門原子力発電所(第4原子力発電所)について、建設中止の是非を問う国民投票の結果いかんにかかわらず、安全性検査を急かすことは決してないと表明した。第4原発が、引き続き建設を続行するとしても、安全性検査が完了しない限り、同部は絶対に台湾電力に対し燃料装填の申請を許可することはないと説明した。
経済部は、現在進行中の第4原発の安全性検査は、改良版の検査であり、すべての要件について引き続き検査に取り組むと表明した。また、原発の監督当局である行政院原子力委員会は、安全性検査の各項目が規範・法規が定める要件を満たして初めて次の段階に移行する方針に同意した。