行政院農業委員会(農委会)は5日、狂犬病の拡大防止について、現段階では犬や猫へのワクチン接種、及び国民を対象とした感染予防教育を最も重要な措置と位置づけており、断固として、野良犬や野良猫の殺処分を感染防止策にはしていないと重ねて強調した。農委会では同時に、ペットの遺棄や野生動物への接触はせず、犬や猫には定期的に狂犬病ワクチンを打つよう呼びかけた。
一方、政府は5日、ヒト用の狂犬病ワクチン接種のため、同ワクチンを備える医療施設を26ヶ所増やし、合計54ヶ所でワクチンを打てるようにした。医療施設の詳しいリストは、「狂犬病防治専区」でチェックが可能。