内政部の統計によると、第一子を出産する女性の平均年齢は10年前の26.9歳から2012年には30.1歳へと3.2歳上昇した。出生率は過去最低だった2010年(縁起が悪いとされる「虎(寅)年」)の0.9人から2年連続で改善、2012年は1.3人となったが、中華民国(台湾)は依然として低出生率国家に属する。
2012年は台湾では縁起がいいとされる「龍年(辰年)」で、新生児は2011年から16.7%増え、22万9000人だった。今年の1月から6月まででは前年同期比6.8%の減少に。2012年の新生児を第何子かで見た場合、第二子が36.9%、第三子以上は10%のみだった。
出産時の母親の年齢構造を10年前と比較すると、全体に占める割合は20~24歳が14.2ポイント、25~29歳が8.4ポイントの減少。一方、30~34歳は15.4ポイント、35~39歳が8.9ポイント増えた。