通信放送行政を担う国家通訊伝播委員会(NCC)は8日、今年9月3日(火)の午前9時に、同会オフィス(台北市中正区済南路2段16号)で、第4世代(4G)移動通信システムのブロードバンドネットワーク事業(回線用周波数)に関する入札を行い、12月末までに事業免許の交付作業を終えると明らかにした。
今回NCCが割り当てるのは、700MHz、900 MHz、1800 MHzの三つの周波数帯で、割り当て帯域数の合計は270 MHz。台湾における1996年の通信自由化以来、一度に割り当てる周波数資源として最大規模となる。
NCCでは、人々がより高速でより良いモバイルブロードバンドサービスを受けられるようにするため、すでに7業者からの事業申請を受理しており、資格審査にパスした事業者を発表してから、入札作業の手続きに入ると説明している。