馬英九総統は11日午後、南米及びカリブ海に位置する友好国5ヶ国歴訪の旅に出発した。馬総統は総統として初めて、カリブ海のハイチ、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントクリストファー・ネーヴィスを訪問すると共に、南米のパラグアイには二度目の公式訪問を行う。往路では米国のニューヨーク、帰路には米ロサンゼルスでトランジットする。
馬総統は出発前に空港で談話を発表、今回の外遊の主な目的はパラグアイのオラシオ・カルテス(Horacio Cartes)新大統領の就任式に参加することで、同国は中華民国(台湾)が南半球で唯一、国交を結んでいる国だと説明した。また、中華民国の総統がハイチを訪れるのは初めてで、歴史的意義を有すると指摘した。
今回の外遊での移動距離は4万2000キロ以上。22日に帰国の予定。