内政部警政署(警政署)、法務部調査局(調査局)及び行政院海岸巡防署(海巡署)は、「台湾海峡両岸共同犯罪取り締まり及び司法互助協議(協定)」に基づき、中国大陸の主管機関と協力、情報交換や共同捜査などを通じて麻薬製造、販売、運搬グループを数多く摘発し、大きな成果を上げている。
台湾における麻薬は主に中国大陸から密輸入されたもの。両岸を跨ぐ麻薬犯罪に対抗するため、両岸は2009年に「両岸共同犯罪取り締まり及び司法互助協議」を交わし、麻薬犯罪を双方が協力する重点項目にすえている。法務部も、警政署、調査局及び海巡署などの機関を統合し、両岸を跨ぐ麻薬犯罪を今年の摘発重点としている。