行政院経済建設委員会は22日、今年は国内の半導体メーカーが資本支出を引き続き増やしていることにより、民間投資は実質的に5.91%成長し、固定投資の成長率は4.03%に達すると指摘した。
また、その後については、自由経済モデルエリアと、海外で展開する台湾系企業のUターン投資方案の効果が徐々に現れる他、政府による公共工事での支出拡大もあり、行政院主計総処では、来年の固定投資は実質的に4.10%成長すると見込んでいると説明した。
2008年から昨年までの、台湾の年間経済成長率の平均値は3.01%で、アジアの「四匹のリトルドラゴン(台湾、香港、シンガポール、韓国」のうち、シンガポールには及ばないものの、韓国(2.92%)と香港(2.56%)は上回った。