2024/12/27

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国立歴史博物館と中央研究院、甲骨文の整理・研究で協力

2013/08/28
国立歴史博物館は27日午後、同館と中央研究院の間の「殷墟甲骨文整理研究協力プラン」の契約記者会見を行った。(文化部ニュースリリースより)

文化部に所属する国立歴史博物館(台北市南海路)は27日午後、同館と中央研究院の間の「殷墟甲骨文整理研究協力プラン」の契約記者会見を行った。同館が所蔵する甲骨片について、整理、レプリカ(複製品)制作、解読、編集、デジタル化といった研究作業を全面的に行う。研究成果は、出版するとともに、甲骨文拓本データベースに収録する。

同館所蔵の甲骨は、1956年に教育部から同館による保管指定を受けた、何日章氏が1929~1930年に発掘した3,000片余りの甲骨と、同じく1972年に教育部通達により中央図書館から移管された700点余りで、多数に文字が刻まれている。

この協力プランの内容は主に以下の通り。1.デジタル所蔵の標準とノウハウにのっとり、甲骨をすべてデジタル化し、中央研究院歴史言語研究所の甲骨データベースに収録、インターネットで検索できるようにする。2.高解像度のカラー写真を撮影し、拓本とレプリカを制作する。3.カラー写真と拓本、レプリカ、解読結果を並べた形で、専門書を出版する。4.特別展示を開催する。

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