行政院主計総処はOECD(経済協力開発機構)の「幸福度」(Your Better Life Index:BLI)の枠組みに倣って、中華民国(台湾)にとって初めての「2013年国民幸福指数統計」をまとめた。総合指数は6.64ポイントで、OECDの会員国34ヶ国とパートナー2ヶ国(ブラジル、ロシア)と比べた場合は19位だった。
同指数を各領域別に見た場合、物質的な生活条件に関わる「居住条件」(9位)、「所得と財産」(4位)、「仕事と収入」(10位)ではいずれも上位10位入り。生活のクオリティの8つの領域では多くが中間レベル。そのうち「人身の安全」が3位で最も良かったのに対し、「環境の品質」は最も悪かった。全体的にOECDの会員国及びパートナー国と比べてみた場合、台湾は物質的な生活条件の方が生活のクオリティより相対的に高いレベルにあることに。