国防部は12日、志願兵人数の成長と関連措置を完備するための時間を確保するため、行政院同意の下、徴兵制から志願制への完全な移行を実施する目標時期を2016年末に変更すると明らかにした。
国防部では、志願制への完全な移行を目指し、「計画策定」、「計画完備」、「試行」の三段階に分けて順次推進している。しかし、2012年の年初からこれまで行ってきた試行では、志願兵の人数が満足できるレベルに達しておらず、このことにより2014年末に志願制への完全な移行を断行した場合、災害救助や戦備の整備、緊急対応などの任務の遂行に対して深刻な影響が出るという。