「2013年台湾海峡両岸電子商取引産業交流及び協力会議」が12日、台北市内のグランドホテル（圓山大飯店）で閉幕した。500人を超える、両岸の電子商取引産業関係者が参加したこの会議では、投資障壁などの問題が話し合われると共に、両岸の企業と関連の業界団体が計13件の協力意向書に調印した。
調印された協力意向書については、台湾の著名なネットショッピングのブランド、「東京着衣」と「十芸生技」が中国大陸で最大の女性限定SNSサイト「美麗説」と締結。台湾の「東森国際」は中国大陸の「麦包包」、「好楽買」、「大樸網」、「玩者天下」、「美麗説」、「北京派代」の6業者と締結。また、台湾の財団法人資訊工業策進会のデジタル教育研究所、国立中央大学は、中国大陸の福建師範大学と三者による協力意向書を交わし、電子商取引、クラウドコンピューティングなどの面で今後交流を強化し、人材育成の協力計画をスタートさせることに。さらには、台湾の「中華無店面（無店舗）商務発展協会」が中国大陸の「中国互聯網」、「中国服務貿易協会電子商務委員会」、「武漢市電子商務協会」、「浙江電子商務促進会」と、それぞれとの間で協力意向書を結んだ。電子商取引の人材育成での協力拡大及びビジネスのマッチング交流の強化がポイントとなっている。