2024/12/27

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経済

台湾、IHR指定空港・港湾核心能力整備で豪専門家より高評価

2013/09/14
高雄港(写真)と台湾桃園国際空港における、伝染病侵入防止の能力は高く評価されている。(中央社ニュースサイトより)

行政院は13日、今年3月中旬にオーストラリア保健省(厚生省に相当)の専門家を招き、台湾桃園国際空港と高雄港における、「国際保健規則」(IHR 2005)の指定する核心的な能力について、世界保健機関(WHO)の評定ツールを用いた調査をさせた結果、同空港と港湾は情報交換と協調、監視と測定、緊急対応の能力が優れていると評価されたと明らかにした。

今回の評定では、桃園国際空港は100ポイント、高雄港は99.9ポイントを獲得しており、WHOの要求する80ポイントを大幅に上回る。

WHOは2005年に最新の「国際保健規則」(略称IHR 2005)を発表、各国が特定の空港及び港湾での情報交換と協調、監視、緊急対応などのいわゆる核心的な能力を整備するよう定めている。中華民国はWHOの会員国ではないが、国際的な衛生業務への参与と国際規範の遵守には積極的な姿勢であるため、これに協力した。行政院は2011年初めに、「IHR指定空港・港湾核心的能力整備計画」を策定、桃園国際空港と高雄港を「指定空港・港湾」に選定した。

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