文化部は16日、「アートバンク」(芸術銀行)が初めて行った作品公募の成果を発表した。文化部による審査を経た上で、最終的には台湾の芸術家195人の手による346点を購入。有名な芸術家の作品も少なくない。
「アートバンク」の作品募集は今年5月中旬に締め切られた。芸術界はこの募集に積極的に応え、応募作品は3000点あまりに。作品は専門の審査員チームによって審査され、346点が最終的な購入対象となった。購入されたのは絵画、撮影作品、立体彫刻、インスタレーション、ニューメディアなど多岐にわたる。順調ならば、これらの作品は10月にも台湾桃園国際空港の入国通路に展示され、海外からの旅行者が台湾に着くと同時に、台湾の芸術家たちの旺盛な創作力を感じることが出来るようにする。
「アートバンク」の購入した第一期作品は16日から専門のウェブサイトで公開されている。
「アートバンク」 http://artbank.ntmofa.gov.tw (中国語)