デジタルマルチメディア教材やeラーニングプラットフォームの開発などを手掛ける旭聯科技は16日、経済部工業局の立会いのもと、ニュージーランド第2のアニメーションスタジオ、Huhu Studiosと「国際クリエイティブ人材育成大規模オープン・オンライン・コース(Creative-MOOC)およびデジタル学習動画開発計画」の契約に調印した。2社は連携して、世界のデジタルコンテンツ市場の巨大なビジネスチャンスを狙う。
契約は工業局とニュージーランドの台湾駐在機関、台北ニュージーランド商工事務所のスタッフ立会いのもと、旭聯科技の黄旭宏董事長(会長)と、Huhu Studios創業者のトレヴァー・ヤクスリー氏が署名した。これは中華民国(台湾)とニュージーランドの経済協力協定(ANZTEC)の調印後、初めての両国の企業による協力案件となった。
台湾とニュージーランドはANZTECの調印後、経済部工業局の主導で財団法人資訊工業策進会とニュージーランドの投資ファンド「パン・パシフィック・キャピタル」(PPC)が「台湾・ニュージーランド投資およびビジネス協力覚書」を交わした。今後両国が共同出資し基金を設立、PPCを通じ双方のデジタルコンテンツ産業の発展を後押しする。