衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は17日、来(2014)年3月11日から、すべての第1等級医療機器(ガーゼ、舌圧子など)を製造するメーカーは一律、中華民国(台湾)の医療機器に関する「適正製造規範」(GMP)を満たさなければならないと定めたことを公告した。また、今年3月11日の公告で改正された台湾の医療機器GMPは、世界の現行法に歩み寄り、台湾製の製品の質のさらなる向上を後押しし、人々がより安全で良質の医療機器を使うことができるようにするものだと説明した。
台湾は1998年に医療機器GMPを公告、施行した。TFDAは今年、さらに世界的なGMPの最新版、ISO13485(医療機器の品質保証のための国際標準規格)を参考として、改正GMPを公告した。メーカーでの管理を強化するため、これまで実施を一時見送っていた第1等級未滅菌または計測機能を持たない医療器具の製造企業も全面的に医療機器GMPの対象に組み入れた。