外交部は23日、アジア太平洋経済協力（APEC）第21回首脳会議に出席する中華民国（台湾）の顧問団のリストを発表。顧問団は、行政院経済建設委員会の管中閔主任委員（大臣に相当）、経済部の張家祝部長（大臣に相当）、行政院大陸委員会（陸委会）の王郁琦主任委員、施顔祥国策顧問、詹火生国策顧問、国立台湾大学経済学部の陳添枝教授、台湾大学政治学部の高朗教授、台湾経済研究院の洪徳生院長。
同会議は10月7日と8日にインドネシアのバリ島で行われ、蕭萬長前副総統が代表団を率いて参加する。
陸委会によれば、今年も例年どおり、台湾海峡両岸の代表同士の会談（今年は蕭萬長前副総統と中国大陸の指導者の習近平氏）が円滑に行われた場合、王郁琦主任委員は会談の席で中国大陸の「国務院対台湾事務弁公室」の張志軍主任と対面するという。実現した場合は、台湾の対中国大陸政策担当者と中国大陸の対台湾政策担当者が顔を合わせることになる。