経済部エネルギー局が主催する「高効率モータ国際シンポジウム」が26日と27日、台北市内の集思交通部国際会議センターで開かれる。アメリカ、ドイツ、オーストラリアなどの外国を含む高効率モータの専門家と団体が参加し、モータのエネルギー効率に関する国際的な認証、高効率モータ技術と産業トレンドについて報告する他、国内の産業界との意見交換や経験の共有を行う。
各国は相次いで、モータの最低エネルギー消費効率基準(MEPS)を国際効率基準のレベル2(IE2)に引き上げており、2015年からはさらにレベル3(IE3)へと高めていく見通し。
台湾ではモータや駆動設備で使用される電力が毎年約800億kWhに達しており、これらのエネルギー効率を向上もしくは改善させられれば、大きな省エネ効果が期待できるという。