内政部は25日、新北市貢寮区の霊鷲山無生道場で記者会見を開き、宗教体験を楽しむ旅「Temple Stay in Taiwan」をスタートさせると発表した。早ければ年末にも、簡易版「台湾宗教文化地図」で、同部が選定した宗教体験コースを検索し、申し込みができるようになる。
李鴻源・内政部長によると、「Temple Stay in Taiwan」は、宗教の食文化体験や、宗教施設での宿泊、体験イベントがメインで、最短で1泊2食（夕食・宿泊・朝食）、通常1泊2日またはより長いスケジュールとなっている。
記者会見では、まず第1弾として選ばれた5つのコースが発表された。それぞれ、新北市貢寮区の財団法人霊鷲山仏教基金会の「禅・心・山海天人」、台南市白河区の善知院の「善知・心身霊の旅」、高雄市大樹区の仏光山寺の「楽仏一下（仏に親しんでみよう）」と「英語で寺院生活体験キャンプ」、高雄市杉林区のカトリック真福山の「真福生活～活出愛（愛を活かそう）」となっている。行政区画別では、北部は新北市の1コース、南部は台南市の1コースと高雄市の3コースで、宗教別では仏教が4コース、カトリックが1コース。