馬英九総統は8日、アメリカのシンクタンク、アトランティック・カウンシル(Atlantic Council)の訪問団と会見した。馬総統は、過去5年あまり中華民国(台湾)は世界最大の経済体であるアメリカ、二番目に大きい経済体の中国大陸、三番目の日本のいずれともこれまでで最も安定的かつ平和的な関係を保ってきたと指摘、中華民国は今後も平和的な手段による国際紛争の解決と、国際協力による経済貿易関係の促進を図っていくと述べた。
馬総統は、台湾と中国大陸、及び国際社会との関係はすでに過去の「悪循環」から「プラスの循環」に変わっているとし、政府は引き続きあらゆるルートを通じて両岸関係及び国際社会との関係を改善すると同時に、各方面のバランス維持にも努めていくとの考えを示した。