2024/12/27

Taiwan Today

経済

高雄港がロンドン金属取引所の受渡港に

2013/10/14
台湾南部の高雄港が、正式にロンドン金属取引所(LME)の受渡港となったことが発表された。(高雄市政府サイトより)

ロンドン金属取引所(LME)は11日の年次総会で、中華民国(台湾)の高雄港が今年6月17日にLMEのアジアにおける9番目、世界では37番目の受渡港になったと正式に宣言した。

LMEは世界最大の非鉄金属(銅、アルミ、鉛、亜鉛、ニッケル、アルミ合金など)専門の取引市場で、高雄港は台湾、中国大陸、香港で唯一のLME受渡港。

台湾港務株式会社高雄支店によると、LMEの受渡港になることは外国の倉庫業者の進出を助ける他、従来のようにシンガポールやマレーシアに貨物を運ぶ必要が無くなることから、台湾の業者にも利益をもたらし、中国大陸南部の業者を引き付けられると見られている。また、金属貨物の受け取りまでの時間が3ヶ月から6ヶ月短くなり、先物や融資、保険などの産業にも寄与することが考えられる。

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