持続可能な海洋環境について、民間部門も参加して討議するアジア太平洋経済協力(APEC)の会議、「APEC ROUNDTABLE MEETING ON THE INVOLVEMENT OF THE BUSINESS/PRIVATE SECTOR IN THE SUSTAINABILITY OF THE MARINE ENVIRONMENT」が、14日と15日の両日、台北市で開催された。今年で14回目。ブルネイ、中国大陸、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、アメリカ、ベトナム及び中華民国(台湾)の専門家や学者が参加、海洋資源の保護について話し合った。
今回の会議の二大テーマは、今年ワシントン条約の国際取引規制リストに加えられた5種類のサメと2種類のオニイトマキエイの保護や管理、及び海洋の汚染除去。アジア太平洋地域の産官学、及び研究者や学者、専門家、民間団体がこれらの議題について共同で検討し、情報と経験を共有することで、国際的なコミュニケーションのプラットフォームを築き、台湾並びに地域における海洋資源問題の解決を図る。