「2013年台日貿易および産業協力フォーラム」が29日に行われた。蕭万長前副総統は、「台湾海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)時代における台日経済および産業協力の新たな契機」をテーマに講演、台日が提携し中国大陸市場に進出してこそ成功のチャンスがあると指摘した。
出席したパネリストはさまざまな産業の角度から、「台日企業貿易および産業協力でウィン・ウィンの新たな局面を切り開くには」というテーマについて、自身の経験や専門家としての見方を述べた。パネリストの一人、台湾三井物産の東山三樹雄董事長兼総経理は、台湾と日本の企業が連携して中国大陸市場に進出するだけでなく、他のアジアの新興市場にまで協力を拡大することができるとの考えを述べた。また、自由経済モデルエリアの設置に歩調を合わせ、台日の企業が共同で新しい産業の発展に取り組む可能性も検討できると語った。