2024/12/26

Taiwan Today

経済

台湾と香港が提携、大型クルーズ客船の台湾寄港実現

2013/10/31
交通部観光局は香港政府観光局と提携し、大型クルーズ客船、「マリナー・オブ・ザ・シーズ」の香港経由台湾寄港を実現した。(中央社)

交通部観光局(日本の観光庁に相当)は香港政府観光局と提携し、ロイヤル・カリビアン社の大型クルーズ客船、「マリナー・オブ・ザ・シーズ」の香港経由台湾寄港を実現させ、30日に同船が高雄港に入港した。

クルーズライン国際協会(CLIA)の2011年レポートによると、台湾が位置する西太平洋は、ここ数年、成長が最も速いクルーズ市場となっており、成長率は年平均8~9%に上る。2015年までにアジアのクルーズ旅客は年間700万人に達すると予測されている。台湾があるアジア地域のクルーズ市場はいままさに発展しつつあるが、全体の市場規模は欧州や中米には及ばない。こういった状況のもと、観光局は2004年から、クルーズ航路の決定権を持つ船会社に、クルーズ船が台湾に寄港するよう働き掛け、これまで100航路で延べ14万人近くが台湾を訪れた。

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