内政部入出国及び移民署(日本の法務省入国管理局に相当)は11月末までに、各県・市のサービス窓口で新版「入出国及び移民管理システム」を全面的に導入する。台湾に来たばかりの外国人非熟練労働者(いわゆる単純労働者)には、有効期間6カ月のA4版ペーパーの偽造防止専用居留証(日本の在留カードに相当)を発行し、これまで交付していたICカードに代える。
内政部によると、新システムは、申請受理手続きを簡素化するとともに、許可や交付までの流れを透明化し、申請者がいつでも各申請の進度や審査結果を検索することができるようになっている。
内政部によると、新システムは新北市のサービス窓口で10月1日から導入され、桃園県と宜蘭県でも同24日から運用されている。その他サービス窓口でも11月末までに順次、全面的に運用される予定となっている。