行政院(内閣)環境保護署は12日、台湾北部の台北市内において「ブルーエコノミー革新フォーラム」を開催した。ブルーエコノミーを初めて提唱したグンター・ポーリ氏によると、ブルーエコノミーの理論では、環境保護と事業経営の利害が合致する発展メカニズムを見つけることができる。またグンター氏は、中華民国(台湾)ではカブトムシ、ヤモリ、シマウマ、シロアリなど自然界に適応する方法を見習い、台湾のブルーエコノミーを発展させるよう助言した。
同署は、ブルーエコノミーの概念は、有毒物質や非再生可能資源を天然物質に置き換えるように、自然界の資源や原理を利用し、現在の経済と環境の課題に対処することであり、高額な投資は必要ないと説明した。