2024/12/27

Taiwan Today

政治

外国籍の人の生体認証システム、高雄空港で12月中に試行

2013/11/25
内政部入出国および移民署は、外国籍渡航者が入境する際の生体認証システム整備を加速、12月中に高雄空港で試行する。写真は出入境審査場に設置された自動化ゲート(e-Gate)。(内政部サイトより)

内政部入出国および移民署(日本の法務省入国管理局に相当)は、外国籍(中国大陸・香港・マカオ住民も含む)渡航者が台湾に入境する際の、生体認証(バイオメトリクス認証)システム整備を加速するため、台湾南部の高雄国際空港において導入を進める同システムについて、12月18日から試行的に外国籍渡航者が入境する際、指紋の押なつと顔の特徴採取を求めることとする。

移民署は来年にも、国内の大型空港や小三通(中国大陸の福建省と、台湾の一部離島地域で行われている台湾海峡両岸直接往来)を実施する港湾などで全面的に同システムを導入する。

同署は2011年に、事前旅客情報システム(APIS)を整備し、航空会社は飛行機が入境する前に、旅客のデータを同システムに送信、仮に指名手配犯がいた場合でも事前に把握できるようにしている。

また、昨年からは国際空港の出入境審査場に自動化ゲート(e-Gate)を設置し、台湾に居住する人々がより迅速に出入境手続きができるようになった。今回、外国籍渡航者の出入境生体認証システムが完成すれば、国境からの国の安全の守りがより進歩することになる。

ランキング

新着