「ゲーム開発者会議(GDC)台北サミット2013」が12月5日から6日の2日間、台湾北部の台北市で開催される。
今回のGDC台北サミットは、世界的に有名なゲーム業者を台湾に招き、交流と情報交換を通じて、台湾のゲーム産業の国際化を促進する。25回の講演が予定され、うち3回の基調講演は、日本のバンダイナムコスタジオの馬場英雄プロデューサー、米国のブリザード・エンターテイメントのリードライター、ブライアン・キンドレガン氏、中国大陸の騰訊(テンセント)オープンプラットフォームの侯暁楠・副総経理(副社長)といったゲーム産業界のトップ企業の代表がスピーカーとなる。このほか、日本のサイバーコネクトツーの石橋洋平ディレクターなどを招き、個別講演が行われる。
また、関連イベントとして2つの催しが行われる。各国のゲーム業界のバイヤーを招いて開く1対1の商談会は、ドイツや英国、日本、スペイン、ブラジル、シンガポールなどの9社の参加が決まっている。日本のセガも来台し商談会に参加。このほか、「産学マッチングコーナー」を設け、学校と企業の提携を支援する。国内の大学など12校のゲームおよびデジタルマルチメディア関連学科・大学院が参加、開発の成果を展示する。
GDCはゲーム業界で最も権威のある催しであり、業界で世界最大の参加型のシンポジウム。毎年、米国カリフォルニア州のサンフランシスコとロサンゼルス、ドイツのケルン、中国大陸の上海で、GDC会議が開かれ、プログラム開発、ビジュアルデザイン、ゲームプロデューサー、ゲームデザイナー、サウンドクリエイター、決定権を持つビジネスパーソンといった、ゲーム開発に関わる専門家が一堂に集う。
GDC台北サミットの詳しい内容については、http://gdc.taitra.org.twで紹介している。フェイスブックのファンページはhttps://www.facebook.com/GDCTaipei。