2024/12/26

Taiwan Today

政治

台湾のネットユーザー1600万人近くに、ショッピングも61.7%

2013/12/17
台湾の12歳以上でインターネット利用経験のある人は76.3%。インターネット人口はすでに1600万人に近付いている。子供のタブレット端末利用も広がる。(中央社ニュースサイトより)

行政院(内閣)研究発展考核委員会が16日に発表した「2013年デジタル・オポチュニティー調査」によると、台湾における12歳以上の人口のうち、インターネットの利用経験がある人の割合は2005年の62.7%から今年の76.3%に上昇。インターネット人口がすでに1600万人に近付いている(約1587万人)ことが示された。インターネットを利用しての行動についての調査では、73.2%が価格を調べると回答、61.7%はインターネットショッピングを挙げている。インターネットショッピングを利用する人の年間消費金額は平均で1万6551台湾元(約5万7569日本円)で、過去1年での平均購買回数は12回だった。

インターネット利用者のうち47.1%は、過去1年間にインターネットを通じて政府が公開した情報を調べたことがあり、32.5%は手続きをしたことがある。22.9%はインターネット上で個人の意見を発表したことがあり、6%は政府関係のウェブサイトで個人の意見を発表した経験を持つ。

6歳から11歳の子供のうち80.4%はタブレット端末を使ったことがあり、84.5%はスマートフォンを使用したことがある。ノートブック型パソコンを使った経験を持つのは63.5%。6歳から11歳の子供でインターネットを利用したことのある人の割合は93.6%に達し、小学6年生のうち16.2%は、インターネットがないといらいらしたり、不安な気持ちになると答えた。

インターネットを利用する人の割合は男性が78%で女性の74.6%を若干上回る。39歳以下の人はほぼ全てがインターネットを利用できる。40歳から49歳では84.3%、50歳から59歳が62.9%、60歳から64歳が47.9%と徐々に下がり、65歳以上でインターネットを利用する人は20.5%にとどまっている。

この調査は三つの調査をまとめたもの。そのうち「個人/世帯でのデジタル・オポチュニティー調査」は今年7月8日から23日まで、コンピューターがサポートする電話調査の方式で、無作為に選んだ12歳以上の全国3079人を対象に実施した。信頼度95%、標本誤差は±1.8%。

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