財団法人金属工業研究発展センター(金属センター)と台湾東電化(台湾TDK)は24日、協力覚書を締結した。今後双方の技術を利用し、国際競争力を備えた新商品の共同開発で、産業付加価値の向上を目指す。
今回の協力覚書では、金属材料、モーター、発光ダイオード(LED)に関する技術および設備の3分野についての提携・交流に合意した。
台湾TDKは、日本のTDK株式会社が台湾に設立した子会社。電子部品およびメディア産業で世界市場のけん引役であるTDKにおいて、台湾TDKは海外での重要な研究開発と生産の拠点となっている。
今後台湾TDKは、台湾での研究開発に1億5,000万台湾元(約5億2,100万日本円)を投資する予定で、対台湾調達額も年間1億台湾元(約3億4,700万日本円)増加する見通しだ。