行政院(内閣)は26日、「自由経済モデルエリア特別条例」草案を閣議決定した。直ちに立法院(国会)での審議に送られる。
江宜樺行政院長(首相に相当)によると、同条例の制定は、自由化と市場開放を主眼とし、条例の内容には製造業からサービス業、土地管理、人の移動、通関措置などまでが盛り込まれている。
条例草案の構成は、「第1章 総則」、「第2章 モデルエリアの設置申請と管理」、「第3章 外国人および中国大陸地区住民の待遇」、「第4章 租税措置」、「第5章 非課税の貨物と労務に関する規範」、「第6章 産業発展」、「第7章 教育および専門サービス業」、「第8章 罰則」、「第9章 附則」となっている。