2024/12/27

Taiwan Today

経済

公共事業への民間投資、今年の商機は1,424億元に

2014/01/03
公共事業への民間投資の商機は2014年、財政部のデータによれば約1,424億台湾元(約4,956億日本円)に上る見通し。写真は公共事業への民間投資を促す説明会に出席した江行政院長(手前右から2人目)。(行政院サイトより)

江宜樺行政院長(首相)は2日、公共事業への民間投資の商機は2014年、財政部(日本の財務省に相当)のデータによれば約1,424億台湾元(約4,956億日本円)に上ると指摘した。うち金額が1億台湾元(約3億4,800万日本円)以上に上るものは28件あり、すでに公告され注目を集めているものに、「新北市新荘国際創新パークおよび駐車場BOT(建設・運営・譲渡)案」(約92億台湾元=約320億日本円)、「新竹市国際型科技ビジネス会議センターBOT案」(約47億台湾元=約164億日本円)がある。

また、投資額1億台湾元以上の案件のうち、今年投資誘致に関する公告が出される予定のものに「台北市南港操車場都市再開発計画」(約265億台湾元=約923億日本円)、「基隆鉄道駅および西2~西3埠頭(ふとう)更新計画」(約128億台湾元=約446億日本円)、「新荘Au都市交通システム(MRT)商業施設BOT案」(約72億台湾元=約251億日本円)がある。

行政院(内閣)は、財政部の統計によると、公共事業への民間参与は、2002年から2013年12月末までに契約件数1,088件、契約金額は9,182億台湾元(約3兆1,966日本円)に達したと表明。2013年通年では、契約件数103件、総投資額774億台湾元(約2,695億日本円)となっている。

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