行政院(内閣)国家科学委員会の統計によると、2012年の台湾の研究開発費は4,313億台湾元(約1兆4,993億日本円)で前年比4.4%増、GDP(国内総生産)に占める比率は3.06%と前年に続き2年連続で3%を突破した。総研究開発費のうち4分の3の3,196億台湾元(約1兆1,115億日本円)は企業によるもので、次いで政府関連機関(24.8%)が1,068億台湾元(約3,715億日本円)だった。
用途別にみると、技術発展が主要で2,894億台湾元(約1兆66億日本円)と全体の67%以上を占め、研究分野別では3,278億台湾元(約1兆1,398億日本円)で全体の76%を占めた工学分野が最も多く、農業分野は、わずか2.6%にとどまった。研究人員は17万9,000人で前年比2.9%増加。性別の増え幅は女性が3.9%と男性の2.6%を上回った。