2024/12/26

Taiwan Today

経済

昨年の台湾半導体製造生産額、IC製造が最も成長

2014/01/15
財務部の税関輸出貿易統計によると、昨年1~10月の半導体製造業全体の生産額は前年同期比11%増で、うちIC製造業は同16%増と最も成長した。(行政院国家科学委員会サイトより)

財務部(日本の財務省に相当)の税関輸出貿易統計によると、2013年1月から10月の半導体製造業(IC製造、ディスクリート半導体製造、パッケージング・テスティング業を含む)全体の生産額は、1兆1,413億台湾元(約3兆9,572億日本円)に達し、前年同期より11.0%増となった。そのうちIC製造業の生産額は7,438億台湾元(約2兆5,790億日本円)で同16.0%増と最も増え幅が大きかった。

同統計では、2013年の台湾のIC輸出額は561億7,000万米ドルで、前年比6.2%増だった。輸出先トップは30.5%を占めた香港で、次いで中国大陸(19.8%)、シンガポール(19.0%)が3番目だった。ここ5年間をみると、シンガポールへの輸出額が2011年より著しく増加しており、日本へは減少している。

また、2013年の半導体製造設備の台湾への輸入額は134億4,000万米ドルで、前年比14.6%増加した。台湾では同年1月から10月の半導体点検設備および部品の生産額は113億台湾元(約391億8,500万日本円)で前年同期比31.8%増、半導体製造設備・部品の生産額は92億台湾元(約319億日本円)で同16.8%増だった。

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