衛生福利部(日本の厚労省に相当)の統計によると、昨年、台湾における国際医療の生産高は約130億台湾元(約448億日本円)だったが、台湾の国際健康産業の生産高は、2016年までに260億台湾元(約897億日本円)に成長すると予想されている。
18日午後、台湾中部・台中市にある中国医薬大学付属病院を視察した馬英九総統は、台湾の医療チームは、重篤な症状に対する治療、美容医療、健康診断などで十分な実力を持ち、いずれも台湾が高い競争力を誇るところだとした上で、国際医療病院と観光旅行のサービスを統合し、海外からの旅行者が台湾で観光を楽しむと共に、高品質な医療サービスも受けられるようにしていくことを希望した。