「2014年行政院5G産業発展戦略会議」が22日、台湾北部の台北市内でスタートした。行政院(内閣)はこの3日間にわたる同会議のテーマ「次世代の第5世代(5G)移動通信システム」について「先端技術の探究と人材育成」、「産業技術の強化と環境整備」、「産業チェーンの統合および政府による支援」の3項目にスポットを当てている。
一方、工業技術研究院(ITRI)は世界で最も影響力を持つ国際通信規格標準化プロジェクト、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のシステム・サービス作業部会(Service & System Aspect Working Group、SA)を初めて台湾に招き、同日「2014次世代移動通信サミット」を開催した。
ITRIによると、今年初めて台湾で開催する3GPP SAの会合は、世界20カ国・地域から350人以上が出席、会議では3GPP リリース12規格で、4G移動通信システムLTEの後続規格である「LTE-Advanced 4G」移動通信規格の制定について話し合われた。