教育部（日本の文部科学省に相当）の統計によると、2013学年度（2013年9月～）に全国の高等教育機関に在籍する海外からの留学生（語学留学を含む）は7万8,261人に達した。前年度の6万6,026人からは18.53％（1万2,235人）の増加。同部は2016年の目標10万人の達成も可能とみている。
同部の最新統計によると、海外からの留学生（学位取得および学位を取得しない研修生などの学生、外国籍・華僑・中国大陸の学生）の数は、全国の高等教育機関の在学生の5.81％を占める。うち学位取得を目指す学生は42.43％、中国語の語学留学生は19.82％、中国大陸からの短期研修生は27.13％、短期交換留学・研修生は8.99％となっている。学生の出身地をみると、台湾で正式に学位の取得を目指す学生では、多い順にマレーシア、マカオ、香港、中国大陸、ベトナムとなっている。
同部は、今後も関連法規の緩和に取り組み、自由経済モデルエリアなど政府の重要な政策に合わせた措置を策定するとともに、積極的により多くの国・地域の留学生を台湾に呼び込み、高等教育の国際化と留学生の受け入れ拡大を強化するとしている。