財団法人国家実験研究院(NAR Labs)は1月29日付けニュースリリースで、同研究院実験動物センターはこのほど、ノックアウトマウス(遺伝子操作で1つ以上の遺伝子を無効化させたマウス)の表現型を、国際標準のプロトコルで解析する、国際マウス表現型解析コンソーシアム(IMPC)の正式メンバーとなったと発表した。世界では16番目の団体。
IMPCはノックアウトマウスの表現型を解析する国際プロジェクトで、ノックアウトの機能と影響を解析し、動物モデルの確立とヒトの疾病の治療方法の開発を加速することを目指す。米国の国立衛生研究所(NIH)や、日本の理化学研究所バイオリソースセンター(Riken BRC)、韓国のソウル大学などが会員となっている。